昨日は、故菅原潤さんの遺品である文献を見せてもらいに、埼玉まで行っていました。
菅原しのぶさんに駅まで迎えに来ていただき、ご飯までいただくという至れり尽くせりでした。
ありがとうございました!
さて、文献ですが、ツェルボーニ出版が出している「フロニモ」のバックナンバーが沢山あり、
その中に気になる論文がいくつもありました。
(イタリア語なので、まだきちんと読んでいませんが。)
論文検索でときどきヒットするのですが、古すぎて手に入らないものばかりです。
そして、私にとっての目玉、手に入れようか悩んで入手ルートを模索していた論文、
「19世紀前半におけるフランスのギター奏法」(1980, パリ: ソルボンヌ大学)
これを見つけたときは、思わずおお!って声が出ました。
フランス語で500ページ以上あり、これもまた読むのが大変。
そして、菅原さん自筆のノートをコピーさせていただきました。
几帳面な字でびっしり!
この人を亡くしたことが、いかにギター界にとっての損失であったか。
菅原さん、聞きたいことがいっぱいありますよ!
私の携帯のアドレス帳には、まだ菅原さんの番号が残っています。
あっちの世界から、何か教えてくれるんじゃないかっていう気がします。
お守りみたいなもんですね。