16日のお話なので、ちょっと遅れの更新になります。
今年も京阪支部大会の講評員をやってきました。
各校の演奏の後に、マイクでお話します。
ここ数年、毎年言ってきたことが、
「姿勢良く」「音色に注意して」「楽譜に書かれたことを無視しない」
ということでした。
今年は、どこの学校も今までの注意点をきちんと意識して演奏してくれました。
耳にタコかもしれませんが、こういう基本的なことは本当に大切です。
今年は、正式にコンクールの予選という扱いになりました。
また、参加校の中から1校だけに最優秀賞が授与されます。
こんな事情もあって、例年よりかなり気合の入った演奏でした。
1位から3位を選ぶならともかく、1位だけを選びますから、2位以下は辛いところです。順位は出ませんので、2位なのか最下位なのかもわかりません。
私の中での2位、3位をブログで公表しようかとも思ったのですが、公式に発表されないものを公にするのはやっぱり好ましくないですね。
参加校の生徒さんは私にメールをくれたら何かしらのお話をさせてもらいます。
(毎日たくさんのメールが来ますので、それとわかるタイトルを付けてメールしてください。)
メールアドレスはサイトのトップページにあります。
最優秀の同志社女子高校ですが、私が高く評価した点は、
・ダイナミクスの幅が広く、ピアニッシモでも恐れずに発音している。
・リズム感に「重い」「軽い」「硬い」「やわらかい」などのバリエーションを持っている
・とことんやりたいことを出し切ろうという気迫
実はもう1校、最優秀にするか悩んだ学校があったのですが、リズム感が単調であったことが決め手になってしまいました。
他の面では勝っていた部分もたくさんあります。
また機会があったらお話しましょう。
そして、審査終了から15分で特別演奏。
ウォーミングアップなしはやっぱりきついですね。頑張りました。