弦のレビューを以前書きました。
選び方は?となると、楽器によるのでなかなか一概には言いにくいですね。
とりあえず、経験から思うことを書いてみましょう。
まず、基準を作らないといけませんね。
プロアルテ・ノーマルテンションでいきましょう。
最近はその地位も揺らいできましたが、比較的音程も安定したクリアな弦です。
で、あくまで「楽器にもよる」というのを念頭に置いた上で、欲しい音に対して選ぶべき弦です。そして、カッコ内はデメリット。
メリットだけあるなんていうことはないですから、何を優先するかですね。
プロアルテ・ノーマルと比べて・・・・
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もっと明るい音が欲しい→ サバレス・アリアンス(固い、変化に乏しい)、サバレス・ニュークリスタル(楽器の相性シビア?)
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もっと甘い音が欲しい→ オーガスティン(音程悪い、抜けが悪いこともある)
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もっと引き締まった音が欲しい→ ハナバッハ(暗い)、セシリア青(固い)
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もっと軽い音が欲しい→ ドーガル・ディアマンテ(タッチが独特、楽器の相性シビア)
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もっと太い音が欲しい→セシリア赤(輪郭がぼける)
「そんなことないよ!」と思う方もいるかもしれませんが、あくまで個人の感想です。
それから、私は普段使っていないので詳しく書きませんが、フラメンコギター用の弦は、弾いてから鳴るまでが早いので、速弾きがやりやすくなります。その代わり、音が伸びません。