IE9ピン留め

発音と音楽

最近、毎日更新しています。

たくさんの方に「ブログ見てます」と声をかけてもらったので、
嬉しくなって調子に乗っています。



さて、今日のワンポイント。

レッスンでよく言うことなのですが、演奏家とアナウンサーは共通点が多いのです。


曲の中で「やさしく語りかける」感じで弾きたい場合、どうしますか?


音の輪郭をぼかして弾こうとした方、
うーん、それもいいかもしれませんが、ちょっと他のやり方も考えてみましょう。



ここで、アナウンサーをイメージしていただきたいのです。
どうやって「やさしく語りかける」でしょうか?

恐らく、素人の私では真似できないほど、明瞭で歯切れが良いまま、
やさしい雰囲気を作り出すでしょう。


では、音楽でいうメゾフォルテぐらいの、普通のフレーズは?

私が話したら、ぎこちなくなるぐらいの歯切れの良さで、アナウンサーは滑らかに話します。


音楽も、プロの演奏家の音は非常に明瞭です。
明瞭な音を使って、様々な雰囲気を作り出すのです。


例えば、オペラなどがわかりやすいでしょう。

典型的な19世紀イタリアのオペラは恋愛物が多いです。
途中には、ささやくように愛を語るシーンがあったりします。

さて、彼らは本当にささやいていますか?

1000人以上も入るホールで、ささやいていては、聞こえるはずもありません。
私が本気で怒鳴っても敵わないぐらいの声量で歌っているはずです。



では、ギターの場合・・・


いくら練習しても、求めている雰囲気が出ないという経験はないですか?

もしかしたら、相手に雰囲気を伝えることができるほど明瞭ではない音を出して、
それに表情を付けようとしていませんか?


一度、すべての音を明瞭に、大きな音ではっきり弾いてみてください。
そこをスタート地点として、表情をつけていきます。


それ以上は、ブログではお伝えしにくいので、あとは試してみてください。


私はフランスでの経験で、発音の大切さを感じました。

フランス人や、フランス語を話す日本人がよく言うのは、
「フランス語は非常に明瞭な言語である」
ということです。

意外でしょう?

フランス語を知らないと、ボソボソ言っているように聞こえるはずです。
しかし、1つ1つの単語を発音する口の動きは、とてもしっかりしていて、
イメージ通りの、あまり口を開かないで話すフランス語は正しくありません。

特に、口を縦にすぼめたり、横に広げたりする動作は日本語より多いように思えます。


すでに、話の範囲が広くなりすぎているのですが、もう少し。。。


例えば、日本語で「えんぴつ」と言ってみてください。


「え」はどんな発音でしたか?


ほとんどの人は、口を半開きにして発音したと思います。

しかし、小学校でひらがなの「え」を習ったときには、
「口を横に大きく広げて発音しましょう」
と習いましたね?

やってみてください。

「え」

日本語で書いたら同じです。笑

発音してみると、違う音ですね。


これを、明瞭に区別している言語の1つがフランス語です。

このような違いを微妙な差ではなく、しっかり区別し、聞き分けられれば、
音楽の中で使える音のバリエーションも広がるのです。



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by kamegt | 2010-08-25 03:40 | ギター ワンポイント講座 | Comments(0) 

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